2019年9月28日
今回は栃木県と群馬県にまたがるいわゆる両毛地域を旅してきましたので、その様子を書いていきます。
午前5時。
東武鉄道のターミナルである浅草駅から旅が始まります。
まだ日も出ていない午前5時16分。始発列車に乗り込みました。
列車が隅田川の上に差し掛かると、ちょうど陽が出てきました。
さて、ここで今回利用する切符を紹介します。
「ふらっと両毛東武フリーパス」という切符です。任意の駅からの往復と、両毛地区の電車とバスが3日間乗り放題という切符。浅草から開始しても2400円という良心的な価格です。
時折居眠りをしていると、いつのまにか車窓が田園風景に変わっていました。
1時間半ほどで館林に到着。ここから先、まずは東武伊勢崎線の終点である伊勢崎駅を目指すことにしました。列車は少し古いタイプの車両になります。
館林から更に1時間ほどの乗車で伊勢崎に到着。高架化された綺麗な駅です。
混雑していたので引き返すことにしました。
少しもどったところで、木崎という駅で下りました。ここは古い木造の駅舎が残っており、趣があって素敵です。
再度伊勢崎に戻る列車が来ました。どのみちフリー切符なので、1駅だけ戻ることにしました。
世良田という駅に到着。こちらはどこにでもあるような簡易的な駅舎ですね。
駅前には「徳川氏発祥の地」と記された碑がありました。
上り列車が来ましたのでこれに乗りました。
気を抜いていたら、館林に戻ってきてしまいました。仕方がないので太田駅に向かいます。
到着。駅前のデイリーヤマザキでおにぎりを買いました。
太田といえば、SUBARUと、ここで生まれたとする説が有力な新田義貞です。まさに象徴的な写真を駅前で撮ることができました。
さて、つぎは太田で分かれている支線の小泉線に乗ってみることにしました。こちらも古い水色の車両。調べたところ東武8000系といって、かつては浅草や池袋で働いたそうです。現在は両毛で優雅な老後ですね。
東小泉駅で乗り換えました。
西小泉に到着。ここはブラジル系の方が多数住んでおり「日本のブラジル」などと呼ばれています。
駅の案内も多国語で表記されていました。
引き返します。
そんな東武電車といえば、むかし座席に字を書いて遊んでいたことを覚えています。
つづく
2021年2月9日:本文の大部分を書き改めました。
2021年4月29日:本文の一部を修正。