高宮の日本のどこかにいるブログ

個人的な旅行記です。

18きっぷで京都の旅(6)【根府川駅】

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12月31日。29日以来の東京駅に戻ってきました。朝5時ですが、ムーンライトながらから降りた乗客でそこそこ賑わっています。

 

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それにしても本当に寒い…。この日は天気予報では「季節外れの暖かさ」と予報されていたので期待していたのですが、最低気温はいつも通り低いようです。オニオンスープが身に染みる…。

 

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東海道本線|[普通]沼津|東京(0546)→根府川

12月31日分の青春18きっぷがまだ生きているので、これを使ってどこに行こうかと考えた結果、東海道線を戻って熱海まで行くことにしました。候補としては他に富岡製糸場も考えたのですが、高崎から先は18きっぷが使えないということで今回はやめました。

 

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熱海の3駅手前の根府川で一度下車。通るたびに気になっていた駅だったので、今回ようやく降りてみたいという夢がかないました。18きっぷを利用すると分かるのですが、東海道本線は日本の大動脈ゆえに旅程も慌ただしくなりがちで、あまり途中下車とかはしづらいんですよね。

 

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朝7時の根府川駅駿河湾に面している美しい駅です。

 

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ここまで乗ってきた列車を見送り。よく考えると、東京駅から乗り換え無しでこの駅ってすごいですよね。

 

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跨線橋も昔ながらでいい感じ。壁は木製で、地方の駅って感じです。まさか神奈川県内の東海道本線とは思えないような佇まいです。

 

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跨線橋の上からも海を眺めることができます。いい場所です。列車が去ってから時間がたつと駅には誰もいなくなり、この素晴らしい駅を貸し切りにできます。

 

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列車が来ました。何の変哲もないいつも見ている東海道線の車両ですが、こうしてみると絵になるな~…。

 

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東海道線とはいえ小田原止まりの列車も多く、比較的のんびりした時間が流れている場所にある駅です。

 

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日の出を拝む。私は初日の出とかは見ない人間なのですが、2019年最後の日にラス日の出を拝んでしまいました。こういう素敵な場所だったら、毎週末日の出を見に来たいくらいですね。

 

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駅の出入り口はホームよりもだいぶ高い位置にあり、跨線橋を登った後はそのまま駅舎と繋がっている構造になっています。なのでこの跨線橋、こうしてみると海に繋がっているみたいで素敵じゃないですか?

 

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そしてこの駅の悲しい過去の話。実は大正時代、今から100年近く前の話ですが、関東大震災の時に崖崩れが起きて、止まっていた列車と駅舎が諸共海に転落してしまった、という事故が起こったそうです。乗客や職員合わせて112人の死者・行方不明者を出した大惨事となり、いまはそれを供養する碑が置かれています。

 

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そんな根府川駅ですが、今となっては本当に美しい駅です。この駅舎は、その関東大震災後の1924年大正13年)に建てられた木造駅舎で、かなり古い部類に入ります。そんな古い駅舎にもかかわらず色あせずにこの美しさを保っているのは、使う人の想いもありますが、JRだけにきちんと整備しているなあと感じます。地方の私鉄とかに行くと、かなりボロボロの駅もありますから。(それはそれで好きなのですが)

 

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列車の音がしたので見に行くと、ムーンライトながらでも乗って来た車両が来ました。この車両は国鉄時代から特急「踊り子」で活躍している車両で、先ほど紹介した普通列車よりも更に絵になるな!と思うのですが、いかがでしょうか。小さいころ鉄道少年だった私は、よく父親に連れられて日暮里駅の跨線橋で列車をずーっと眺めていたりしたのですが、なんだかそれを思い出します。

 

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ホームに戻り、跨線橋を外から眺めます。この駅は青みがかっているカラーなんですね。この規則正しく並んだ柱と、壁と、そしてすぐ前には相模湾ジーンときます。

 

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ということで、根府川駅の紹介でした。冒頭で熱海とか言っておいて全然熱海にたどり着くことができませんでした。ごめんなさい。個人的にはこういう静かな駅を訪れるのが大好きなので、これからも紹介していきたいと考えています。次回は熱海の話を書こうと思います。

 

 

 

つづく