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2020年3月14日【7日目】
長々と書いてきましたこの「北海道&東日本パスの旅」もついに最終日となりました。6日分の疲れがたまった身体に鞭を打ち、朝5時30分に起床。まだ暗かったです。
おととい新潟入りした道を戻っていきます。
日が昇ってきました。大きい窓いっぱいに田園風景が広がります。
新発田から羽越本線に乗ります。第15回で紹介した古いディーゼルカーはこの日のダイヤ改正に合わせて予定通り引退し、新型のディーゼルカーになっていました。
北海道&東日本パスの旅(15)【酒田→長岡】 - 高宮の日本のどこかにいるブログ
まだ新しいにおいのする列車内。音や振動が少なくて快適でした。窓側には飲み物を置けるほどのスペースもありました。
駅前ではSLの動輪が展示されていました。かつてここには機関区があり、たくさんの蒸気機関車がここに集まっていたそうです。
駅の跨線橋。今では広い構内はがらんとしています。早朝というのもあるとは思いますが。
ここから乗るのは米坂線という路線。ここからの米沢行の列車は1日5本しかない超ローカル線です。7時42分発の始発列車で米沢を目指します。
列車は2両編成のワンマンディーゼルカーです。坂町から乗ったのは私を含めて2人しか乗客がいませんでした。
車内はボックスシートが並びます。これまでの車両よりも豪華仕様のソファみたいな座席で、快適な乗り心地でした。
列車は荒川という川に沿って走ります。本当に山奥で何もないようなところです。
まだ積雪が残っていました。
今泉駅で接続待ちのため停車時間があったので、いったん降りてリフレッシュ。
筆で書かれた古い看板がありました。
「フラワー長井線」の列車を待って出発。長々止まった割には、乗り換えの乗客はあまりいないようでした。
2時間ちょっとで米沢駅に到着。
在来線のホームに新幹線E3系「つばさ」が来ました。山形新幹線は在来線と線路を共用している珍しい新幹線で、このような光景が見られます。
また、このホームには売店もあり米沢牛を使用した駅弁が売られていましたが、さすがに手が出ませんでした。最終日ということでもう余力もないです…。
その代わりに牛さんの写真を撮っておきました。今度訪れたら食べておきたいです。
米沢駅。白い壁の荘厳な駅舎です。
駅に戻りました。すると今度は「とれいゆつばさ」が来ました。この列車は新幹線であるにも関わらず、車内に足湯が設置されているということで大変話題になりました。
この区間は北東パスで新幹線に乗ることはできないので、普通列車を待ち山形へ。E3系新幹線、個人的には結構好きなので乗りたかったのですが。
変わった座席配置の列車でした。端のクロスシートはプライバシーが確保されていて良かったです。荷物を膝に置くと少し狭かったですけどね。
地図を見ると人里を走っている感じだったのですが、実際に乗ってみるといい景色でした。線路は標高が高くなっているのですね。
山形駅に到着。
「つばさ」と「とれいゆつばさ」の模型が飾ってありました。
つづく