初回
前回
千頭行が来たので乗りました。左下のベンチが私がぼーっとしていた場所です。とても日当たりがよくて開放的でした。
そのまま千頭駅まで来てしまいました。とても睡眠不足だったので、折り返し時間に車内で睡眠をとりました。
とりあえず金谷まで戻ります。一旦リセットです。車窓からは鯉のぼりがかけられているのが見えました。こんなに幅の広い川にどうやってかけるのでしょうか。すごいです。
金谷駅
金谷駅に戻ってきました。隣接しているJRの駅と比べると、こじんまりとしています。
街並み。大井川鐵道の起点となっている場所ですが、大都市、交通の要衝といった雰囲気とは少し違います。
ここまで乗ってきた列車が新金谷行になるようなので、そのまま乗ってみることにしました。新金谷はたった1つ先の駅なので、この便は乗客がほとんどいなかったような気がします。
新金谷駅
新金谷駅に到着。地元の学生が待合室にたくさんいました。
新金谷駅はSL列車のターミナルとしての機能も備えていて、戦前~戦中に製造された旧型客車がたくさん止まっています。これが21世紀の光景とは到底思えません……。
SLも見やすい場所に展示されていたので見学しました。とても迫力があり格好いいです。SLが好きじゃない男の子はいないはずです。
折り返し時間になったので駅に戻りました。やはりここだけ明らかに時代が違うような気がします。
金谷駅、新金谷駅と学生をたくさん乗せて、列車は山を登っていきました。
田野口駅
それぞれの無人駅でおよそ1人から3人ずつ学生が降りていき、私は田野口という駅で2人の学生と共に下車しました。
味のある照明と看板。こんな映画のセットみたいな無人駅でも、毎日使っている人がいて、誰かの日常なのです。
駅舎は若干のリニューアルが施されていますが、木造駅舎の味わいを損なうことなく、むしろ際立たせているようにさえ感じられます。ありきたりなリニューアルやプレハブ造りのような駅舎が増えているので、いつまでも大切にされてほしいものです。
遠くの山に日が沈んでいきます。私と一緒に降りた2人の学生は、お互いに会話を交わすこともなく、駅を出て別々の道を歩いて行ってしまいました。
近くには谷があり、常に川の流れる音が聞こえていました。
線路の向かい側にあった小屋。こちらもかなり築年数が経っていそうですが、今でも使われているのでしょうか。探せば思わぬお宝が発掘されそうで、入ってみたいです。
折り返し列車が来る頃には日が沈んでいました。いい加減に戻らないと、東京に帰ることができなくなってしまうので、これで帰ることにしました。
金谷からJR東海道線です。大井川鐵道に慣れていたので、スピードがかなり速く感じられたのが印象的です。そのあとは眠気に襲われていたので、特に記憶はありません。
三島で乗り換えてもいいものを、何を考えたのか、片浜という駅で乗り換えたと記録してあります。この駅に何があったのかも、なぜここで乗り換えたのかも覚えていません。謎です。
熱海からギリギリセーフで帰ることができたのでした。
(2日間の合計)
- 移動距離…約828km
- 歩数…20468歩
おわり
2020/5/14:一部削除。