前回
東口から出て地下に進み、北鉄金沢駅まで移動します。そこから列車で内灘を目指します。
地下広場の柱で発見された化石の案内。こういった類のものたまに見かけますが、ロマンがありますよね。
5分もせず到着。思ったより近くて簡単な道のりでした。
土日限定の1日フリーきっぷを購入。価格は400円で内灘までの単純往復でも元が取れます。
内灘へ向かう浅野川線。レトロな感じのローカル列車です。2両編成ですが本数は割と多く、利用客もある程度いました。
昭和39年製造のとても古い電車でした。かつては東京の京王電鉄で走っていたようです。
ゆっくりとした時間の流れるいい路線です。換気のため窓が開いているので、美味しい空気もたくさん入ってきます。
粟ヶ崎駅の手前で大きな川を渡ります。これは浅野川ではなく大野川というそうです。
内灘駅に到着。
駅の目の前にある「鉄板道路」を歩き内灘砂丘を目指します。この変わった名前の道路は、戦後、内灘町に造られた米軍の砲弾試射場へ資材を輸送するトラックのため、砂地に鉄板を敷いて作られたということが由来とのことです。
砂丘へまっすぐ向かう良いロケーションです。でも暑さが厳しいですね……。
到着! この内灘砂丘は日本で3番目に広い砂丘とのことです(Wikipediaより)。サラサラとしていて美しい砂です。
巨大な違法建築が放置されていました。秘密基地的な感じで素敵ですね(やめましょう)。
こちらは合法建築の米軍試射場跡。とはいっても、当時は激しい反対運動に遭っていました。それが有名な内灘闘争です。その甲斐もあってか試射場は廃止され、現在は美しい砂丘を楽しむことができます。
それにしても天気が良くて良かったですが、日陰がないので非常に暑いです。500mlのペットボトルのお茶を持っていましたが、ここで半分以上飲んでしまいました。
さすがに暑いので10分ほどで離脱しました。
帰り道。変わった書体の交差点名標識がありました。古いものなのでしょうか?
北鉄金沢駅に戻ってきました。
続きます