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2020年9月5日
快活CLUBの料金は滞在時間が長くなればなるほど上がるので、早めに出て駅で支度することにしました。やってきたのは松浦鉄道の中佐世保駅。崖の上に立っている超バリアアリー駅です。
駅舎です。結果的に言うと、とても朝の支度をできるような環境ではなかったす……。蚊が異常発生しており、10か所以上刺されました。さらに何ということにトイレは汲み取り式!
昭和50年築ということで、およそ40年前の建物ということになります。おそらく、ほぼリフォームされずにそのままの姿で使われていると思われます。
線路は草に覆われており、ホームは点字ブロックも何もない質素なもの。市街地にありながらこの設備ですから、かなり驚きました。
地元の子どもたちが描いた絵も飾られていました。
1両編成のディーゼルカーが予告もなく入線してきました。不思議な駅です。
というのも、実はこの中佐世保駅と佐世保中央駅の間は「日本一短い駅間」として知られています。200mほどしか離れていない隣の佐世保中央駅には、ちゃんとした設備があるようです。列車だと本当に一瞬で到着します。
佐世保駅に戻ってきました。この日は、熊本を目指しました。
全く伝わらないと思いますが、吉野ケ里遺跡が車窓から一瞬見えました。
佐賀の朝。のんびりしていて良いです。空気もおいしいです。
さらに戻ります。
時間があったので、北方という小さな無人駅で降りてみました。
跨線橋からの眺め。奥に見える国道沿いは栄えているようですが、駅の周囲は閑散としています。そして線路のわきには謎の植物。
古くも立派な駅舎です。駅前に木が生えているのもポイントが高いです。
中はがらんとした感じ。トイレもありますが、男子便は朝顔型の味わい深い便器でした。
折り返し列車が来たので乗ります。今度は鳥栖までの直行便。
鳥栖からは久しぶりの鹿児島本線です。本数が多いので安心感があります。
令和2年7月豪雨で土砂崩れを起こした崖が見えました。しばらくは鹿児島本線も不通になっていましたね。近年の災害は非常に恐ろしいです。
つづく