初回
前回
ここまで長尾線、志度線とめぐってきましたので、午後は琴平線を中心に駅めぐりをすることにしました。
乗った列車が一宮止まりだったので、手前の空港通り駅で下車しました。
この駅は1面1線の小さな無人駅です。高松空港はここよりかなり南に離れた場所にあり、この駅から徒歩でアクセスすることは現実的ではなさそうです。
琴電琴平行の下り列車が来たので、これで一宮駅より奥へ行くことにしました。
畑田駅で下車しました。
この駅に隣接していたかつての変電所跡が、今でも残されています。この変電所は畑田変電所という名前で、1980年まで使われていたといいます。
戦時中は空襲を避けるため迷彩柄に塗られていたようで、現在でも独特の色合いをしています。
非常に貴重な建築なので、ぜひ内部も見学してみたいです。
駅の壁は、ブロック塀とトタンで作られています。
現在は草木が茂っていますが、かつて使われたものと思われるホームも残されています。
住宅街の中にありながら、ことでんの歴史を感じられる駅です。
さて、ちょうど来た上り列車に乗りました。
仏生山駅で下車しました。この駅は以前にも訪れたことがあるので、軽めに見て回りました。
この駅には車庫が併設されており、時折検査中の電車が顔を出します。この日は、長尾線用の緑色の車両が、琴平線の黄色い車両と顔を合わせる貴重な(?)瞬間を見ることができました。
そのあと、この日の朝に乗車した京急カラーの赤い電車が出庫してきました。古い電車は個性的で格好いいです。
その赤い電車がすぐに折り返した来たので、そのまま乗ることにしました。
1駅乗って太田駅で下車しました。
この駅もどこか懐かしい感じがします。周囲は静かな住宅街です。
後続の電車でもう1駅進みました。
伏石駅で下車。
この駅は、2020年11月28日に開業し、現時点での「日本で一番新しい駅」となっています。
するとちょうど京急カラーの電車が入ってきました。真新しい高架の駅で見ると、本当に京急の駅のように見えます。このときは、ほかにもカメラを構えている方が多数いらっしゃいました。
その後、駅の外に出てみましたが、駅前が工事中であったため、駅舎の全体像を撮影することは出来ませんでした。
駅周辺はまだこの通りで、駅だけ先行開業という形のようです。これはあの高輪ゲートウェイ駅と同じですね。
つづく
参照資料
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80年の歩み(高松琴平電気鉄道)( https://www.shikoku-shakaishihon.com/uploads/projectattachments/001335_1_01_1561358661.pdf )