前回
田京駅で下車。シンプルながらも味わい深い駅舎です。
駅舎内も質素な感じですが、電光掲示板が設置されています。
トイレのピクトグラムにも古いものが残存していました。男性がタキシードを着ているタイプは、古いビルなどで見かけることが多いです。
さらに男性用は、いわゆる朝顔形小便器です。僕は人に見られると出なくなってしまうタイプなので、仕切りがついているのが嬉しいですね。
ここも構内踏切が現役です。これは数を減らしつつありますが、ローカル線では平面通行ができる踏切のほうが親切な気がします。
再度下り列車に乗ります。
修善寺駅に到着。
2代将軍源頼家が暗殺されたことで知られています。
修善寺からは踊り子号に乗り一気に三島に戻ります。自由席はほぼ満席でした。
三島駅はJRのホームに到着するので、注意が必要です。
三島駅。新幹線も止まる都市です。
駅前のタリーズコーヒーが入る建物では、水が張ってありました。
下り列車で引き返します。
大仁駅で下車。
駅前には足湯があります。
この駅のトイレのピクトグラムもいい感じです。一本足の先に小さい丸が描かれているのが、とてもお洒落です。
男性用便器も先ほどの田京駅と同じような形です。
構内踏切は、そのための階段やスロープが独特な形をしています。
ホームには昔ながらの洗面台。いい雰囲気です。いつか大仁の温泉に肩までつかりたいです。
ホームの柱として使われている古レールでは、刻印が確認できました。
上りの踊り子で再び三島方面へ。
三島田町駅で下車。古いですが立派な駅舎です。
駅から数分ほど歩いたところに、御殿川という川が流れています。小さく緩やかな流れですが、地元の家族連れが川遊びを楽しんでいました。
水芭蕉のような花が咲いていましたが、ネットで軽く調べたところ、これはカラーという花だそうです。
ちなみに、この御殿川に架かる駿豆線の橋梁は、桁下1.8メートル。車はおろか、歩いて通る場合も要注意です。
駅に戻り、移動再開です。
伊豆長岡駅で下車。『ラブライブ!』のキャラクターの装飾がされています。また、韮山反射炉へアクセスする際の最寄り駅でもあるようです。
上り特急が来たので、一度三島まで行ってしまいます。
ここからは、降り残した駅をめぐっていきます。
韮山駅で下車。ここも鉄筋コンクリートながら古そうな駅舎です。
駅前では丸ポストが現役でした。
上り列車に乗車。この緑は江ノ電の色かと思いましたが、調べてみるとかつての路面電車の塗装を再現したものだといいます。
伊豆仁田駅。これは比較的新しい駅舎ですね。
ラブライブ電車でまたしても下ります。
原木駅。こじんまりとした可愛らしい駅舎で素敵です。
古い駅舎ですが、窓ガラスが多く明るく開放的です。
上り列車でいよいよ最後の駅へ。
三島広小路駅。これで全駅下車達成です。最後に相応しい渋い駅です。
雑然とした街並みのなかに、透き通ったせせらぎが突然現れます。これは源兵衛川といって、蛍が住むほど綺麗だといいます。やはり三島といえば、湧き水ですよね。
上り列車で三島へ。これがこの旅最後の駿豆線となります。
三島の立ち食いそばで夕食を取ろうと思っていたのですが、時短営業で閉まっており、夕食が食べられませんでした。
なので熱海駅前のコンビニで夕食を買おうと思ったのですが、丹那トンネルが長すぎて食欲が引いてしまったので、このまま帰ることにしました。
熱海駅の電光掲示板は非常に凝った仕様になっていました。よく見ると橙、緑、赤の3色しか使っていない(使えない?)ことが分かります。職人技です。
踊り子20号で東京に戻りました。
おわり
参照資料
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伊豆箱根鉄道で「軌道線カラー」電車の運転開始|鉄道ニュース|2018年6月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp( https://railf.jp/news/2018/06/14/160000.html )
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源兵衛川 | 三島市観光Web( https://www.mishima-kankou.com/spot/287/ )