前回
名古屋城に到着。
観覧券には金鯱がデザインされています。
表ニ之門をくぐって天守閣へ向かいます。この門は数少ない名古屋城創建当時からのものだそうで、重要文化財にも指定されているということです。
そこを抜けると、天守閣と本丸御殿が見えてきます。この天守閣はかつて戦災により焼失し、戦後に再建されたされたものだそうですが、それでも現在は老朽化により耐震性の確保が難しいということで閉鎖されています。
一方の本丸御殿は見学することができるのですが、この日は非常に暑かったのでその前にアイスクリームで休憩です。ここでは、名古屋では有名なスジャータのアイスが販売されています。
暑い夏に爽やかなソーダ味を頂きました。
アイスを食べ終えて、本丸御殿の見学に向かいます。観覧券を持っていれば無料で見学することができます。
この建物も天守と同じく戦災で焼失しましたが、2018年に復元工事が完成しました。内部は檜のいい香りがします。焼失前のオリジナルの建物も同じ香りだったのでしょうか。
徳川家康の命によって建てられたこの建物は、尾張藩主の住居として使用されており、非常に豪華な装飾が施されていることで知られていたそうです。
復元された建物とはいえ、伝統的な書院造の建築様式を見ることができます。
匠の技が光る非常に緻密な彫刻欄間。このほかにも、至る所で職人の技巧をみることができます。
こちらは上御膳所という部屋です。長方形の囲炉裏が設置されています。
天井の一部分に隙間が空いていますが、これは換気のための設備だそうです。どういう仕組みになっているのか詳しく知りたいですね。
人が少なかったため、ゆっくり見学することができました。写真に撮るとうまく魅力を伝えられないため、ぜひ一度訪れてみてください。
さて、徒歩で浅間町駅に戻ってきました。
再び鶴舞線で移動です。
往復とも同じ経路では面白くないので、帰りは上小田井で名鉄線に乗り換え。
名古屋に戻ってきました。
今回の旅の拠点となるビジネスホテル「チサンイン名古屋」に荷物を預けて、午後は身軽に動きます。
つづく