高宮の日本のどこかにいるブログ

個人的なぶらり途中下車の旅。

週末パスで信越の旅(2)「中軽井沢、戸倉、滋野、大屋」

前回

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しなの鉄道線|[普通]軽井沢|信濃追分(0943)→中軽井沢

上り列車が来たので、これに乗ることにした。信濃追分駅は、周辺にめぼしい施設があるわけではないが、旅情を感じられる駅だった。40分ほどの滞在時間も退屈することはなかった。

軽井沢駅は先ほど訪問したため、中間にある中軽井沢駅で下車した。

 

この駅は近代的な駅舎が整備されており、図書館や商業施設も併設されている。

 

ガラス張りの駅舎内からは、遠くに山々が見えるよう工夫が施されている。

 

しなの鉄道線|[普通]長野|中軽井沢(1009)→戸倉

ここまで乗ってきた列車が軽井沢から折り返してきたので、これに乗ることにした。案外空いていたので、これで一気に長野方面へ移動した。

さすがはかつての大幹線。長野までは複線電化されており、かなりスピードを出す。

 

戸倉駅で下車。車両基地も併設されており、売店なども併設されている。昭和の時代に建てられた駅舎が、今も大切に使われている。

 

しなの鉄道線|[普通]軽井沢|戸倉(1114)→滋野

数分後に上り列車が来たため、これに乗車。駅周辺には戸倉上山田温泉もあるため、駅と併せて再訪したい。

 

再び大幅に戻り、滋野駅で下車。

 

再び小雨が降り始めた小さなホームで、懐かしいかぼちゃ色の電車を見送った。周囲に人家なども見つからず、こちらも静かな駅である。

 

地方の駅としては珍しい地下通路を通り、駅の外に出てみる。

 

この駅も古い駅舎が残っている。しげのマツバタクシーというタクシー会社の本社が入っており、駅前にはいつもタクシーが待機しているようである。

 

駅前には小さな池があり、滝のような設備も付いている。カワニナのような巻貝を確認することができたが、この池は外部の自然と繋がっているのだろうか。

 

またここ滋野は、雷電為右衛門の出身地でもあるとのこと。市内には、雷電の生家を復元した施設もあるそうで、ここもぜひ再訪してみたいと思った。

 

しなの鉄道線|[普通]長野|滋野(1219)→大屋

再び下り列車に乗った。

続いて大屋駅で降りてみることにした。

 

この駅は、日本初の請願駅としても知られている。

駅の側には立派な木が立っている。古い駅舎からも木の質感が感じられる。その長い歴史を窺うことができる。

 

駅前の消防施設には、火の見櫓が残っている。

 

ホームには、古いホーロー製の駅名標も残されている。おそらく国鉄時代のものだと思われる。

 

つづく