初回
前回
駅に戻り、移動を再開する。
影森駅や御花畑駅などは以前訪問済みのため、裏山口駅まで移動し下車。
この駅は、小高い丘の上にあり独特な雰囲気がある、
坂道を下りると、不動名水という湧水がある。少し飲んでみたが、クセがなくすっきりとした美味しい水だった。水量も多く、タンクで汲みに来る人もいるという。
秩父駅で下車。西武秩父駅は何度か利用経験があるが、この駅は初めて降りた。
秩父鉄道にしては珍しい近代的な駅ビルを備えた、巨大ターミナルになっている。
再び三峰方面へ移動し、降り残した駅を訪問する。
武州日野駅で下車。
森の中にある小さな駅である。
非常に静かな無人駅。駅舎も古くて味がある。
再び移動を再開する。
武州中川駅で下車。
この駅も非常に静かでいい雰囲気が漂う。三峰側は、こういう魅力ある駅が多いが、本数が少ないのがネックである。
木造の美しいホーム屋根も印象的である。
駅を満喫していると、遠くから汽笛が聴こえてきて、蒸気機関車が来た。通過列車のため、時刻表には載っていなかったのだ。ここでは、割といい写真が撮れたのではないかと思う。
再び三峰方面へ移動する。
しかし、思いのほか遅い時間になっていたため、羽生方面へ移動することにした。降り残した駅があるが、寄居から三峰口の間は、いつか再訪問する機会があると思われる。
1時間以上乗車し、大麻生駅で下車。埼玉県の大きさを実感する。
この駅舎も古い。工場と荒川の土手に囲まれており、周辺には人の気配が少ない。
線路沿いに歩き、工場の脇にある第4種踏切を渡り土手に上がってみたが、特に何もなかった。
駅に戻ると、遠くから汽笛の音が聴こえた。またしても蒸気機関車がやって来た。思いのほか撮影チャンスが多く、旅に彩を加えてくれた。
つづく