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個人的なぶらり途中下車の旅。

北東パスの旅'24冬#6「山形→会津若松」

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山形の朝。今日も寒そうである。

仙山線[普通]仙台|山形0712→面白山高原

この日は奥羽線東北線磐越西線経由で会津若松を目指す。したがって移動距離はさほど長くない。そこでいくつか寄り道ながら目指すことにした。

まずは仙山線で宮城との県境付近まで移動する。

 

列車は身体で感じられるほどの急勾配を上がっていく。気が付けば一気に山深い場所を走っている。

 

30分ほどで面白山高原駅に着いた。この駅は仙山線における山形県内最後の駅で、次の奥新川から宮城県である。

 

先ほどの列車が、この日、面白山高原に止まる最初の列車である。他に降りた客はいなかったので、この美しい秘境駅を存分に味わいたいと思う。

 

駅の外に出るため階段を上がってみる。全く除雪がされていないうえ先人の足跡もなく、恐怖である。

 

ホームからは遠くに川が見える。

 

このような駅にも立派な待合室があるのが、さすがはJR東日本といったところである。

 

仙山線[普通]山形|面白山高原0811→山形

下りの始発列車で山形に戻る。噂以上の素晴らしい駅だった。

 

奥羽本線[普通]米沢|山形0934→米沢

さて、山形からは奥羽本線を南下し米沢へ移動する。

 

それにしても久々の晴天が気持ちいい。

 

米坂線[普通]今泉|米沢1029→今泉

米沢に着いた。ここでも一度脇道に入り、米坂線で今泉まで行ってみることにした。

 

30分ほどで今泉に到着。現在米坂線は災害の影響で今泉~坂町間が不通となっており、この駅で折り返している。

 

米坂線[普通]米沢|今泉1130→米沢

そのまま米沢に折り返す。どういうわけか大量の外国人観光客が乗っていた。

 

奥羽本線[普通]福島|米沢1308→福島

米沢駅前のスーパーで食料を仕入れて、再び奥羽本線に復帰する。

 

そんな奥羽線の車内で昼食をとる。デザートはずんだ餅にした。なおこの置賜地方では「じんだん餅」と呼ぶのが一般的だそうで、店頭でもその名前で売られている。

 

列車は険しい板谷峠を懸命に越える。

 

東北本線[普通]郡山|福島1439→郡山

福島から東北本線に入り、さらに郡山まで南下していく。久しぶりに混雑した列車に乗った気がする。

 

磐越西線[快速あいづ3号]会津若松|郡山1615→会津若松

郡山から磐越西線で西へ。この列車の終点が、本日の目的地である会津若松である。今朝の面白山高原の積雪で靴下が濡れ、寒さで身体が冷えてきてしまった。

 

冬なので日が落ちるのも早い。

 

この日の宿は駅すぐに「駅前フジグランドホテル」にした。宿泊客は隣接する温泉施設も利用でき、私も大きな温泉で体温を回復することができた。

 

つづく