高宮の日本のどこかにいるブログ

個人的なぶらり途中下車の旅。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

酷寒の道東旅(18)「女満別→成田空港」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 石北本線|[普通]遠軽|女満別(1219)→北見 石北本線の上り列車に乗り、新千歳空港を目指す。見たことのない紫色のディーゼルカーが来た。この列車は、北見で後続の特急の通過待ちをするというこ…

酷寒の道東旅(17)「旭川→女満別」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 2022年2月15日 この日は、6時に起床した。 この最終日は、予備日として設定していた。夜の飛行機の時間までに新千歳に着いていればいいので、ホテルで今後の行動を検討した。 その結果、日没後に通…

酷寒の道東旅(16)「知床斜里→浜小清水→止別→旭川」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 釧網本線|[流氷物語4号]網走|知床斜里(1348)→浜小清水 この日は、旭川に宿を取っていた。この列車のさらに後続の定期列車に乗っても、旭川に到達する時間が変わらないことは、前回述べたとおり…

酷寒の道東旅(15)「知床斜里→中斜里→知床斜里」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 釧網本線|[快速しれとこ摩周号]釧路|知床斜里(1111)→中斜里 この時間の知床斜里駅は、上下線に網走行きと釧路行きがそれぞれ同時に入線し、発車していく。しかも、どちらも同名の快速「しれと…

酷寒の道東旅(14)「網走→知床斜里」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 私はオホーツク海側の座席を確保することができた。やがて満席となった流氷物語号は、ゆっくりと動き出した。 海が見えてくるまでの間にも、観光ボランティアが色々な話をしてくれた。流氷は、気温…

酷寒の道東旅(13)「呼人→西女満別→網走」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 2022年2月14日(月) 朝6時。呼人旅館に別れを告げる。 始発列車に間に合うよう、呼人駅まで歩いた。 雪が本降りになってきたので、跨線橋の中で列車を待った。発車時刻が近づいてくると、もうひと…

酷寒の道東旅(12)「釧路→美幌→呼人」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 釧路駅のホームで、釧網本線の列車を待つ。木組みのホーム屋根が美しい。 普通列車と新型のおおぞら号が並んで止まっていた。 ルパン三世のラッピング車両も来た。大きなターミナル駅は、列車を見…

酷寒の道東旅(11)「東根室→別当賀→根室→釧路」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 根室本線|[普通]釧路|東根室(0826)→別当賀 根室から折り返してきた列車にのり、いったん釧路方面へ引き返す。この区間は単線なので、こうして行ったり来たりを繰り返すことで、より多くの駅を…

酷寒の道東旅(10)「釧路→東根室」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 2022年2月13日 釧路の朝5時。根室行きの始発列車に乗るため、無料朝食を食べる権利も放棄し、こんな時間から旅をはじめた。 釧路駅まで歩いてきた。しかし駅の鍵はまだ閉まっていた。小雪がちらつ…

酷寒の道東旅(9)「茅沼→磯分内→釧路」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 釧網本線|[普通]網走|茅沼(1644)→磯分内 網走行きの列車が来た。 「また必ず帰ってきます」と私が別れを伝えると、 「あと5年くらいは生きてるから、次は望遠レンズを持っておいで」と優しく送…

酷寒の道東旅(8)「東釧路→茅沼」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 釧網本線|[普通]網走|東釧路(1420)→茅沼 引き続き、今度は釧網本線の列車に乗る。 日曜日ということもあり、窓側の座席はすべて埋まっていた。 乗客のひとりが「鹿がいる!」と叫び、車内は一…

酷寒の道東旅(6)「富良野→学田→新得」

初回 smghkgm.hatenablog.com 前回 smghkgm.hatenablog.com 2022年2月12日(土) 富良野の朝は過酷だ。いくつも重ね着をして、速足で歩いていても、手先や足先から体温が逃げていく。 街路樹にも霧氷が付着していた。 宿から5分ほどで富良野駅に到着した。 …