初回
2021年9月1日
まだ人通りもまばらな朝。2日目が始まりました。
鹿児島本線の列車の長さは、ずいぶん振れ幅が大きいですね。
やってきた列車は4両編成でしたが、朝ラッシュということもあり混雑していました。
この列車で終点の熊本まで行きます。
鳥栖駅の停車時間で外国製古レールを見学。歴史的な設備が残っていると鳥栖駅は、また後日訪れることになります。
熊本駅に到着。
ここからは私が憧れていたローカル線である豊肥本線に乗ります。とはいえ熊本市内から近いこの区間は、学生の利用も多い市街地を走ります。
肥後大津駅に到着。
この駅には大きな構内踏切があります。
ここからはディーゼルカーです。
対向列車と行き違いながら山を登っていきます。
途中の立野駅には、世にも珍しい三段式スイッチバックがあります。
駅を出発するとすぐに1度目のスイッチバック。運転手さんは車内を通って反対側の運転台へ移動します。
再度スイッチバックをして、列車の進行方向は元に戻ります。短い距離でかなり標高が上がった感じがします。
途中の阿蘇駅で多くの乗客が下車してしまいました。
宮地駅に到着。
かなり立派な駅舎です。接続列車まで1時間ほどあるので、ここで食料の買い出しに出かけました。
駅に戻ってくると、見たことのない列車が!
Twitterのフォロワーさんによると、この車両はキヤ141系という事業用車両だそうです。
宮地から豊後竹田の間は、豊肥本線でも最も列車の本数が少ない県境越えの区間となります。車両も1両編成のバスのようなディーゼルカーです。
まさに緑のトンネルの中を進んでいきます。
JR九州の駅の中で最も標高が高いという波野駅を通ります。
車窓も絶景です。
豊後竹田駅からは本数も増え、列車も2両編成。接続もよく1分での乗り換えです。大変便利ですが、すこし寂しいですね。
非常に見どころの多い良い路線です。
大分駅に到着。
時間に余裕があるので、周辺の駅をめぐってみます。
まずは鶴崎駅で下車
小さいながらも活気のある駅です。
大分行きで折り返し。
さらに上り列車で北上。
夕暮れの別府湾。
杵築駅に到着。大量の学生がいました。
駅前には古い型のバスもいました。
そのまま折り返し列車に乗車。
杵築駅の時点では多くの乗客がいましたが、駅に着くたびに減っていきす。
ついに乗客は私1人となってしまいました。
さびしくなってきたので、夕食を食べて気を紛らわせます。
終点の佐伯駅に到着。
良い雰囲気の路線です。
駅から徒歩5分ほどの「ビジネスホテル清風荘」で1泊。
味のあるいいお部屋です。
佐伯の夜景は優しいです。
つづく