前回
昔ながらのボックスシートも風情があっていいですね。
この駅は日本有数の秘境駅として知られています。栃木県統計年鑑によると、令和2年度の乗車人員は244人とのこと。全く利用されない日もあるようです。
しかし、駅の規模の割には列車の本数は多いですね。
会津田島で買った食事を、この最高の環境でいただくことにしました。
食事を終えてもなお、折り返し列車まで時間があるので、ここでも周辺を探検することにしました。
駅自体は非常に簡素な造りで、最低限の設備しかありません。
飲料の自動販売機くらいはあるのかと思っていましたが、それすらもないようです。
駅から少し歩いたところに緊急用のヘリポートがありますが、これにはとても着陸できそうにないですね。
野岩鉄道の変電所もあります。駅の周辺の建物といえば、本当にこれくらいしかありません。
福島県との県境にかなり近いとはいえ、このような駅が関東にあるとは驚きです。
駅に戻ってきました。
この駅では、時間通りに列車が来るという当然のことに、不思議な安心感を覚えます。この列車で福島方面へ戻ります。
風情があっていいのですが、ずいぶん乗客が少なく心配になります。
小さないい駅舎です。次はこの駅の周辺を歩いてみます。
田島町の亡霊を発見。この町は2006年に合併し、現在は南会津町の一部になっています。
公衆電話。屋根が尖っているのは積雪への対策でしょうか。
歩道にも雪が積もっており歩行が困難なので、駅に戻ってきました。ここで折り返しの列車を待つことにしました。
ここまで乗ってきた列車と同じ列車のようですね。これに乗り川治温泉まで戻りました。
車内は暖房が効いていますが、それ以上の温かみを感じます。
独特な意匠の駅舎です。今回はここ川治温泉で1泊します。
駅前の階段を下ると、小網ダムがあります。
かなり歴史のあるダムのようですね。
ダムの上を歩くこともできます。
水量も多いように見えます。
近くで見るとかなり迫力があります。
さて、送迎の車を呼び、宿へ向かいました。静かな温泉街。期待が高まります。
つづく