初回
前回
JRの出雲市駅に戻ってきました。
高架化された近代的な駅ですが、やってくる列車はタラコ色の古いディーゼルカーというのが面白いです。
この普通列車が出発したあと「WEST EXPRESS 銀河」が入線してきました。
下りは夜行列車としては早い時間の出発です。
復路もクシェットの1人使いです。
まだこんなに明るい16時発の列車に乗って、この日はあとは寝るだけです。贅沢な時間の使い方です。
出雲での旅を常に見守ってくれていた宍道湖にも別れを告げます。
途中の松江駅では最初の長時間停車です。すこし寝不足だったので、ここで仮眠を取りました。
続いて安来、米子と停車。米子駅でも10分ほど停車時間があります。
ここでは『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクター「ねずみ男」が描かれたこの自動販売機でお水を買いました。この作品の作者である漫画家の水木しげる先生は、米子からほど近い境港の出身です。
発車直前、先頭の6号車に設けられたフリースペースに行きました。
ここでは窓を開けて迫力ある車窓を楽しんだり、前面展望を楽しむことができます。
ちょうど『名探偵コナン』のラッピング列車が来ました。コナンの作者である青山剛昌先生も鳥取県の出身です。
米子駅を発車するとたくさんのポイントを通過するため、前面展望も楽しいです。
そのあとは4号車のフリースペースでお弁当やおやつを受け取りつつ、自室へ戻りました。昼の唐揚げの影響でそれほどお腹が空いていないので、お弁当はまだ取っておくことにしました。
でも甘いものは別腹ですよね。このおまんじゅうはドジョウ掬いがモチーフになっており、食べるのがもったいないくらいかわいいです。中は白あんで上品な味でした。
列車が伯備線に入るころには、日が傾いてきました。
伯備線を行くとどんどん山深くなっていきます。
ここでは30分ほどの停車時間があります。階段を渡って駅舎のほうでは、地元の神社の分祀などが設けられていたようですが、出遅れてしまったため行くのを諦めてしまいました。
この駅には赤い屋根の素敵な駅舎がありました。今度はじっくり訪れてみたい駅です。
さて、根雨駅を発車後、さきほど受け取った銀河一番星弁当を頂きました。実際に売られている9種類のお弁当を同時に楽しむことができるというお弁当で、本当にどれも美味しくて感動です。
つづく