2021年4月2日から4月4日にかけて、島根県を中心に山陰方面をめぐりましたので、その様子を書いていきます。
2021年4月2日
まずは東京から京都駅へ向かいます。
京都へ行くためには東海道線を利用するのが一般的ですが、今回は中央線で行くことにしました。
高尾駅で乗り換えです。中央線はここを境に、車両や車窓の雰囲気が一気に変わります。
中央線の魅力は、なんといってもこの迫力ある車窓です。東海道線と比べて大幅に時間がかかりますが、ぜひこの遠回りを勧めたいです。
甲斐大和駅で特急の通過待ち。東京では散り始めている桜がここではちょうど満開でした。
甲府駅で乗り換え。30分ほど空くようなので降りてみます。
駅構内の展示スペースでは、武田信玄の生誕500年を記念し、これにまつわる展示が行われていました。ここ甲府市は、武田信玄生誕の地としても知られています。
そのほか山梨県の工芸品なども展示されていました。山梨県は非常に魅力的なのですが、地理的に近すぎるが故に、却って蔑ろにしてしまっていると気づかされました。いつかじっくり訪れたいです。
ホームに戻ると、すでに列車が止まっていました。この列車は座席がロングシートで車窓が楽しめなかったので、足りていない睡眠時間をここで補うことにしました。
篠ノ井線の村井駅で下車。
駅舎はシンプルな感じで素敵ですが、来年度以降建て替えが始まってしまうということです。
駅前には一応商店街が形成されています。遠くに山が見えるのが素敵です。バスロータリーにはリーズナブルなお蕎麦屋さんが併設されており、そこで昼食を取ろうかと思いましたが、混雑していたため断念しました。
少し懐かしい感じの書体が使われている看板。国鉄時代のものでしょうか?
さて、中央西線直通の列車が来たのでこれに乗りました。
列車は2両のワンマンカーで、塩尻から先は本当に険しい場所を走ります。
列車は木曽川に沿って走ります。落合ダムというダムを見ることもできました。
中津川駅からは高尾以来の10両編成の列車になります。
中央西線は、東線よりもさらに急激に車窓が変わっていく印象です。
名古屋からは東海道本線に復帰します。さすがに混雑しています。
大垣で乗り換え。
そして米原でも乗り換えです。ここからJR西日本の管轄になります。
新快速電車であっという間に京都駅に着きました。この日はここから、夜行列車で山陰を目指します。
つづく
参照資料
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村井駅整備に地元の意見 多目的スペース JRがアンケート | 地域の話題 | 株式会社市民タイムス( https://www.shimintimes.co.jp/news/2021/01/post-12247.php )
2021年4月26日:一部表現を修正