初回
2023年12月11日
朝8時の徳島から旅を再開する。朝の通勤時間帯となり、街は既に慌ただしい雰囲気だった。
阿波富田駅から徳島駅へ移動する。この日の宿の本来の最寄り駅はこちらの駅である。
徳島からは徳島線の特急「剣山」に乗って、県西部の池田を目指す。徳島駅は県の代表駅だが電化されておらず、構内は質素な印象である。
列車は吉野川に沿って、山間を縫うように走る。
1時間15分ほどで阿波池田駅に到着した。
高校野球の名門である池田高校や吉野川の流れを見学したかったのだが、雨が降っており断念した。
しかしながら、雲が垂れ込める山あいの町というのもいい風情である。
折り返しの特急に乗り徳島へ戻る。
またしても1時間15分の旅路である。
徳島駅に帰ってきた。駅そのものは、駅ビルも備えた非常に立派な佇まいである。
駅前にあるセルフうどん店に入り昼食を取ることにした。
肉うどんに加えて鳴門わかめとちくわの天ぷらをトッピングした。このわかめの天ぷらが非常に特徴的で美味しかった。
その後、せっかくなのでその足で鳴門に行ってみることにした。
多くの学生たちとともに鳴門駅で下車。
いかにも終着駅という素朴な雰囲気である。
そのまま引き返して池谷駅で下車した。
駅の設置に伴い、この地を追われた狸を祀ったという祠がある。
特急うずしおで高松まで一気に戻る。
アンパンマン車両のいしづちで松山に行き、そのまま宿に入った。
つづく