2020年12月26日、新型コロナウイルス感染症対策を万全に施したうえで、神奈川県箱根を旅してきましたので、その模様を書いていきます。
旅のはじまりは新宿駅です。土曜日としては、やや人が少ないという印象を受けました。
11時ちょうど発のロマンスカー「スーパーはこね11号」で出発です。白い車体が特徴的なロマンスカー「VSE」は、2005年の登場以来、現在でも小田急の看板車両となっています。
列車とは思えないほど開放的な車内は旅の期待をつのらせます。やはり私鉄特急は力が入っています。
見事な冬晴れとなったこの日は遠くに富士山を望むこともできました。
箱根湯本駅より先は勾配がきつくロマンスカーでは登ることができないので、登山電車に乗り換えです。
スイッチバックを繰り返しながら箱根の山を登っていきます。鉄道が走るにはあまりに過酷な環境に思えます。
13時4分、強羅駅に到着しました。そしてこの日のこれからの行動は全くの無計画でした。
本当は箱根ならではのグルメを楽しみたかったところですが、特に発見することができなかったので、ひとまず中華料理店で腹ごしらえです。
当然ながら観光地のラーメンという感じでした。
お腹を満たしたところで、さらに山の上にある温泉街へ向かうことにしました。
急坂の途中で趣ある温泉旅館を発見しましたが、ここの日帰り入浴はこのときから50分後に終了とのことでしたので断念しました。
仕方がないのでさらに奥へ進み、桐谷箱根荘という温浴施設にお邪魔しました。
白濁した上質な温泉が肌に潤いを与えてくれたような気がしました。疲れた後の温泉は最高ですね。
風呂上りは山間の道を涼みながら駅の方へ戻りました。
途中で歩き疲れてしまいましたのでケーブルカーで強羅駅まで下りました。しかしながら坂の上りで利用したほうが価値があったと思いますので、少しもったいなかったです。
強羅駅前では名物燻製たまごを頂くことにしました。ちなみに大涌谷の黒たまごとは別物なので要注意です。
非常に美味しかったのですが、温泉で清めた手に強烈な燻製臭が残ってしまいました。
周辺を探検すると、駅の裏側でお湯が湧いている小川をみつけました。
日も傾き寒くなってきたので登山電車で下りることにしました。
箱根湯本駅で乗り換えです。ちなみにこのエヴァンゲリオン劇中に登場する「第3新東京市」は箱根が舞台とされており、新作映画公開に合わせて様々なイベントが催されているようです。
帰りのロマンスカーは「EXEα」という車両でした。帰りの特急券はホーム券売機で急遽購入したのですが、まだ十分に空席があるようでした。年末の土曜日にしては寂しい感じです。
来年は思い切り旅行に出られるような一年になってほしいですね。
おわり
移動距離:約197km
歩数:10425歩
参照資料